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秋田市南ヶ丘の家2

居住性との共存
SOHOデザイナーのアトリエと住居

秋田市南ヶ丘の家2|居住性との共存SOHOデザイナーのアトリエ兼事務所と住居|施工例1
秋田市南ヶ丘の家2|リビング全体|施工例2
秋田市南ヶ丘の家2|アトリエの土間とリビングの境界|施工例3
秋田市南ヶ丘の家2|アトリエスペース造作の格子|施工例4
秋田市南ヶ丘の家2|大胆な広々とした土間|施工例5
秋田市南ヶ丘の家2|ワークスペースとデスク|施工例6
秋田市南ヶ丘の家2|キッチンを望むリビング全景|施工例7
秋田市南ヶ丘の家2|ヘリンボーンの壁がアクセント|施工例8
秋田市南ヶ丘の家2|鉄骨階段からのワークスペース|施工例9
秋田市南ヶ丘の家2|鉄骨階段からの土間スペース|施工例10
秋田市南ヶ丘の家2|間仕切りのない2階フロア|施工例11
秋田市南ヶ丘の家2|間仕切りのないセカンドリビング|施工例12

SOHOデザイナーの住居をデザインするにあたって

デザイナーであるお施主様がご自身のこだわりを反映させた、いつもよりキャラクターの際立つBROOKが完成しました。
メインとなる間取りや仕様はいつものBROOKを踏襲しつつも、ディティール部分はお客様のイメージ通りに、あらかじめカスタマイズさせていただきました。
この家の一番の特徴はSOHOの住宅を単なるスタイルとしてではなく、リアルに必要とされている点にあります。
アトリエ兼事務所と住居を限られた空間の中でバランス良くミックスし、居住性と仕事上の使い勝手を兼ね備えた住宅をBROOKなりに考えてみました。
この住宅の魅力を順を追ってご説明いたします。

外観デザインはもはやBROOK定番とも言える、不要な凹凸を作らないシンプルな塗り壁のBOXタイプ。
総二階の白い箱のような外観から受ける印象は、いつものそれと大きく変わりはしません。このシンプルデザインの考え方はデザイン寿命という観点からのBROOKのこだわりです。
お客様に長く飽きずに住んでいただくためにBROOK創業時から一貫している重要なデザイン上のポリシーのひとつでもあります。

大胆な土間が結ぶ
日常とアトリエの曖昧な境界線を愉しむ

1F
玄関を入ると、いつもより、更に大きく取った土間フロアの半分以上はアトリエスペースに。ONとOFFを建具を活用し、空間をきちんと分けることも、曖昧にすることも出来る可変性が魅力のプラン。
もちろんこの建具はBROOKがオリジナルで造らせていただきました。今回はこのスペースをアトリエ兼事務所としてリアルに機能させていますが、普通の自宅としても遊び心をくすぐられるスペースと言えそうです。
玄関側からアトリエを通して見ると、土間の奥には小上がりのように設えたダイニングキッチンとリビングがあり、土間でくつろいだり、そこで食事を楽しむことも出来るようにもしてあります。
キッチン以外の水廻りは2階に集約し、生活感を極力露出させない最近のBROOKで人気のタイプを採用することで、家事の負担が軽減され暮らしのメインになるリビングはいつも綺麗にしておける人気のプラン。
そして壁の一部はヘリンボーン仕立てにしてみたり、天井の仕上げをカスタマイズしてみたりと、お客様の希望も活かしたディティールも大切にさせていただきました。

非日常なリラックススペース
リゾート気分な2階

2F
当面はご夫婦だけのお二人で暮らされるということで、かなり大胆に設計した2Fです。
鉄骨ストレート階段のかかる吹き抜けに面した2Fは、大きなワンフロアと水廻りのみですから、全く仕切りがありません。あたかもリゾートホテルのように広々と暮らすことが出来るのです。もちろん必要とあらば、子供部屋、寝室などを後から必要に応じて仕切ることも出来ますので、しばらくは広い空間を贅沢に目一杯楽しんで頂きたいものです。
この大きなフリースペースは寝室というよりベッドエリアと呼べるような場所を、大きさも位置もお客様自身が、住んでから自由に間取ることが可能です。
ここまでオープンな間取りをご決断いただくためには、お客様のライフスタイルに対しての確固たる自信も必要ですが、いざ思い切って暮らしてみると、案外不便はなく、とても快適に非日常感を味わうことが出来ることと思います。

ディティールと本質の見極め

今回はBROOKとお施主様の価値観が非常に近く、そして一見、実験的に見える間取りとも思えるような住宅になりましたが、実はBROOKらしさを如実に表している住宅と言えるのです。
これを実現するポイントは、不要なものは極力排除しつつ、必要とあらばスムースに取り付けることが出来るようにしっかりと設計に配慮する。ディティールの部分は自由に遊びつつ、不要な間仕切りを極力避ける。そして家の本質的な部分はむしろオーソドックスでシンプルな仕立てを守る。といった具合です。

BROOKで家をデザインする時、それがディティールの部分なのか、それとも住宅として本質的に不変の部分なのかをしっかりと見極め、分けて考えながら設計するようにしています。なぜなら、それらをきちんと分けずに曖昧にしたままデザインをすると、ともすれば流行り廃りのあるデザイン寿命の短い家になってしまうかもしれないからです。
BROOKでは、そこをきちんと踏まえた上で、シンプルでかっこよく、長く愛せる住宅の設計をすることを目指しています。
今回は一見、個性的な内観のお宅ですが、実はバランスの良い、とてもBROOKらしい家に仕上がったと思います。

秋田市南ヶ丘の家2|清潔感のあるキッチン|施工例13 秋田市南ヶ丘の家2|玄関から望むキッチン|施工例14 秋田市南ヶ丘の家2|シンプルで凹凸の少ないミニマルな外観|施工例15