#043

南ヶ丘の家

ノスタルジックなブルーグレーの塗り壁、
整然としながらも個性を放つコンパクトハウス

Completion-Feb,2018

整然とした窓に住宅街でも際立つブルーグレーの塗り壁

すべてをシンプルにすることで得られる自由

第一印象はとにかく「オシャレ」!そんな素敵なご夫婦が選んだのはやはりというべきか、キューブ型の定番デザイン。
今回はオーソドックスな外観をあえて選択されましたが、インテリア好きならば、かえってシンプルな方が何かと都合の良いものです。テイストに引っ張られず、自由にお部屋のコーディネートが楽しめますから。
そして外壁はエアフォースグレーと勝手に命名したブルーグレーの塗り壁仕上げ。
住宅地にも馴染みつつ、しっかり自己主張しているような印象です。
アライメントに気を使った窓の配置と、道路面に対して横長に構えたリビングの大開口サッシから庭を一望できます。
そして特筆すべきはこちらの土地、前面道路の先は森になっており、四季折々の借景が楽しめる好立地です。大きな窓も活きるというものです。
建物に合わせたシンプルなエクステリアも好感度の高いポイントでしょうか。

ブルック定番の何かと便利な玄関クローク
水回りを集約させ、凹凸のない広々としたリビングに
来客時用の開閉式の間仕切り
普段は間仕切りを開け、リビングとして
白に統一し圧迫感のない間仕切り
視界を遮らない鉄骨階段からの対面キッチン
仕切りのない広々としたリビング
リビングのフレキシブルな個室も広々
吹き抜けからの採光で1階も明るく

リビングにフレキシブルな個室を

1階
玄関と一体になった土間収納とリビングを隔てるのは木製の建具。少し懐かしいテイストも感じられる「戸」はBROOKオリジナル製作になります。
そして正面には対面キッチン、しかも背面の収納も建具で完全に隠すことができます。
そして今回は検討の結果、一階水回りプランをお選びいただきました。間取りにもよるのですが、BROOKでは一階水回りタイプをお選びいただいた場合、洗面、浴室などは極力キッチン近くに配置するようにしています。これは使い勝手ももちろんですが、リビングの形をきれいな凹凸のないデザインにしたいというこだわりがあるからです。
今回一番答えに苦心したのは、比較的コンパクトなBROOKの住宅で、一階に個室を設けたいとのご要望をかなえることでした。単純に仕切ることは簡単なのですが、その個室の使用頻度によっては別の角度から考える必要があります。
今回は使用頻度がそれほど多くないとのお話でしたので、開閉式の間仕切りをチョイス。あくまでも非常用の個室として使えるようにはしましたが、普段は広い一体感のあるリビングとして、自由に活用できるように設計させていただきました。

キッチン収納は背面の壁一面
普段は収納戸を閉めすっきりと
冷蔵庫まで背面収納に入るため無駄な凹凸が生まれません
間仕切りを開け放ったリビング
レトロな引き戸で玄関も仕切れます
曇りガラスがレトロな雰囲気を醸します
四季を愉しめる2階のスクエア窓
2階ホールとランドリーコーナー
2階には予め個室を、お子様が大きくなるまでは納戸としても活用できます
2階ご夫婦の寝室

実用的な2階と四季を感じられるスクエア窓

2階
大きなサッシにあえて被らせたオリジナル鉄骨階段はもはや定番と言っても良いデザイン。
吹き抜けのある階段を登ると、個室と大きなホールがあります。こちらのホールはランドリーコーナーも兼ねる上、サンルーム的にも使えるようにしてあります。
実用的な二階の間取りですが、この兼用ホールが住んでからの自由を約束してくれる場所になることでしょう

リビングの横長の窓から望む庭、そして借景
空間の圧迫感を最小限に抑えたブルックオリジナル鉄骨階段
吹き抜けからの1階リビング
採光が十分な明るい2階ホール
ユーザー様の要望、2階ランドリースペース
明るさも十分なリビングダイニングスペース
白を基調にした寝室も広々と
ウォークインクローゼットも明るく
木を基調とした広々とした洗面スペース
最小限の使い勝手を考えたウォークインクローゼット
どの角度から見ても整然とした外観

今回は比較的コンパクトなボディに、使い勝手を重視した部分とBROOKらしいおおらかさもバランスよく感じてもらえる住宅に仕上がりました。
暮らし方によって、お客様が求める要素も様々。それらをしっかりと整え、かつBROOKらしい遊びの部分もしっかりと含んだ住宅が完成しました。

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