最新家電と家の間取りについて。

我が家の10年選手、洗濯機がとうとう壊れました!
洗濯の途中でピタっと。
突然の心肺停止。
もしかすれば、修理可能かもしれませんが、ここはひとつ最新型を導入してみようかと。
なにしろ、洗濯途中でのトラブルゆえ、洗濯槽には水と洗濯物が満タン。
とりあえずその処理に四苦八苦。
普段、いかに軟弱な生活を送っているかを実感。
そして、ついに斜めドラムのヒートポンプ式乾燥の最新型が家に運ばれてきました。
デカい!
電気屋の広い店内に置かれているときは、そんなに感じませんでしたが、狭い我が家では激しく存在を主張してくれます。
なんとか無事に収まりましたが、ちょっと無理なすっきりしないレイアウトにならざるを得ませんでした。
ここで、また建物のコトを考えました!
そう、「間取り」です。
家電の進化がこれまでの常識をどんどん過去のものにしてゆきます。
家電によって、生活のサイクルや動線も当然変化します。
私たちが住宅の間取りを考えるとき、今までは「洗濯機はこのくらいのサイズだな」とか「冷蔵庫はこのくらいのサイズ」とか、一応基準がありましたが、この先はどうなるのか?
リビングの一等地、あるいは床の間に大型のカラーテレビの時代から、薄い液晶パネルに変わり、リビングの主役の座を追われつつあるテレビの例。
食器を洗った場所の確保すら要らなくなった食洗機の普及。
洗濯物を干す場所すら、あまり考える必要のない全自動の乾燥機能付き洗濯機。
などなど。
しかも、これらの家電たち、サイズも昔に比べて各社バラバラです。
住宅として、どうやったらこれに対応できるのか?
生活が変化すると、今までの間取りの考えでは当然、無理が生じる部分も出てきます。
そこで、いまある答えで正解に近いところは、やはり「おおらかに間取る」につきます。
変化の予測がつきにくい場合はやはり、「間取り過ぎない」ことが重要になってきます。
シンプルにおおらかに作ってあれば、変化にも柔軟に対応可能です。
BROOKでは、日頃からこの考えを提唱してきましたが、今回の洗濯機事件で改めて実感。
家が暮らすための道具ならば、やはりスタイルの変化にも柔軟に対応できなくては。
生活スタイルも今までの常識が通用しづらくなった今、家づくりや間取りの考えにも変化が求められそうです。
もちろん、普遍の価値もあることも承知の上で。
家を提案する側としては、楽しい時代です。
産みの苦しみはありますが(笑)。

これは、知人のお店においてあったちょっと変わった照明。
実はこれ、漁具です。
魚を採るためのカゴをアレンジしたもの。
アイディアとセンスに惹かれて即購入しました。
照明はいいですね!自由で。
失敗しても大した問題にもなりません。
照明で遊ぶのが一番簡単で、しかも効果的なケース、意外に多いです。

AUTHOR:BROOK Inc.

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