ブルーフレームに憧れて。

冬といえば、やはりストーブ。
せっかくだから、ストーブにも趣を。
という訳で考えてみます。
まずは「薪ストーブ」

薪ストーブのお掃除07

これは、もちろん趣ラインとしてはトップを独走でしょう。
ただし、価格や手間、あとは賃貸アパート等ではどうにも不可能。
では、昔ながらの石油ストーブ。
メジャーどころではやはりアラジンストーブあたりか。

これは、08コーヒーさんにて活躍中のアラジン君。
私も20年ほど前、ボロアパートのくせに見た目重視でこいつを選択。
まあ、恐ろしいほどのパワー不足。
今時の家ならばそこそこ使えるとは思いますが、なにしろ築30年超えのアパート。
6畳間すら、満足に暖められない低性能。
それでも、あの独特の青い炎が好きで愛用していました。
度重なる引越しでいつの間にかお払い箱に。
最近、また妙に欲しくなるストーブです。
近頃はあちこちで見かけるようになりましたね。
やはり、性能だけでは語り尽くせぬモノもあるということでしょう。
でも、このアラジンストーブ、ほんの少しだけお約束事があります。
使っている方はもちろんご存知でしょうが、これから購入を考える方にちょっとアドバイス。
燃焼中は灯油を絶対に空にしてはいけません!
アラジンの芯は現在のストーブではあまりみられない、「綿」の芯です。
化繊の芯はむしろ、シーズンオフの前、カラ焚きしてから仕舞います。
アラジンストーブでこれをやっちゃうと、芯が燃え尽きます。
ゆえに、灯油を絶対に切らしてはいけません。
簡単なようですが、タンクの容量も少ないので、結構こまめにチェックが必要です。
ちなみに交換用の芯は2,500円~3,000円くらいですから、バカにならない出費です。
あと、芯交換も私は自分でやりましたが、ちょっとコツがあったような記憶です。
注意といってもこの程度ですが、結構やらかす頻度が高そうです。
ここに注意して、後は暖房能力に期待しなければ、いいストーブですよ。
(ストーブなのに暖房能力が弱いのにいいストーブ…)
そうなんです、このブログの表題「ブルーフレーム」青い炎です。

このストーブはその炎のゆらめきと、なんとも言えない青に炎が一番の特徴。
二番目はそのデザインと金属とホウロウの質感。
特に初期のイングランド製が最高と思っています。

シンプルな時代のイングランド製。
隣は替芯です。
残念ながら、現行品は安全対策等で若干デザインはスポイルされています。

これは自己責任でしょうが、ガードの鉄枠を外せばデザインは大丈夫。
ただ、耐震消火装置がついていますのでノブの部分がちょっと大きくなっています。
これは致し方なし。
ほとんど変わることなく同デザインで作られ続けるこのストーブ。
変化のスピードが早い今の時代、少しホッとする佇まいです。
薪ストーブほどでは無いにしろ、すこしの不自由さと不便さが逆に人間的な感じを受けます。
趣重視のサブ暖房としては十分に使えると思います。
害のない火遊び用におひとついかがですか。

AUTHOR:BROOK Inc.

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